■ 飲料用ペットボトルへの移し替えはやめましょう! 医療機関ネットワークには、2020年4月から2025年10月の約5年7カ月の間に、飲料用ペットボトルに飲料以外のものを移し替えて中身を誤飲したという事故情報が8件寄せられており、中には柔軟成分入り洗濯用合成洗剤を誤飲し、重篤な化学性肺炎に至った事故情報もあります。
〈事故事例〉 【事例1】消毒用アルコールを移し替え ペットボトルの茶を飲んでいたところ、隣に置いてあったペットボトルに入った消毒用アルコールを飲んでしまった。吐き出したため、ほとんど飲み込んではいないが、喉の奥がヒリヒリするため受診した。(50歳、女性)
【事例2】強アルカリ性洗剤を移し替え ペットボトルに移し替えられていた強アルカリ性の洗剤が冷蔵庫に入っており、知らずに飲んでしまった。苦くて吐き出したが一口飲んでしまい、心配になり救急外来を受診し、経過観察となった。(50歳、女性)
【事例3】柔軟成分入り洗濯用合成洗剤を移し替え 家族がペットボトルに移し替えた柔軟成分入り洗濯用合成洗剤を誤飲して、化学性肺炎になった。入院が30日以上となり、退院後もADL(日常生活動作)が著しく低下しているため、リハビリを目的とした継続的な治療を行うことになった。(90歳、男性)
【消費者へのアドバイス】 〇 飲料用ペットボトルへの洗剤や殺虫剤などの移し替えは絶対にやめましょう 〇 つめ替え製品や大容量の製品を使用する際は、指定以外の容器に移し替えないでください。 〇 身の回りに中身が移し替えられた飲料用ペットボトルがないかを確認し誤飲事故を未然に防ぎましょう 〇 症状がある場合、また子どもや高齢者の場合は誤嚥のリスクが高いため、速やかに医療機関を受診してください 〇 症状がない場合でも、医療機関や♯7119、日本中毒情報センターなどに、受診したほうがよいか相談してください
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