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相談事例集
 

相談事例90: 出会えない「出会い系サイト」


無料ウェブサイトで芸能人マネージャーを名乗る人から「匿名希望の芸能人を助けてほしい」というメールがあった。指定された無料出会い系サイトに登録し3人でメールのやり取りをしたところ、料金の請求を受けた。有料なのでメールのやり取りはできないと伝えたところ、「直接会って通信費用などを渡すのでそれまで立て替えてほしい」との返事がきた。仕方なくカード決済をしたが、その後もメールのやり取りは続き、すぐにでも会うようなことを言いながら、結局彼らと会うことはできなかった。請求サイトと登録サイトも違っており不審なのでカード会社からの請求については支払いたくない。

(20代、女性)


 詳しい経過を書いたうえで、契約の同意がなかったこと、内容の詳細についての提示や申込承諾及び訂正画面がなかったこと、広告メール送信の承諾がなかったことなどの問題点を指摘した書面作成を助言し、相談者が事業者及びカード会社に送付しました。センターがあっせんに入りましたが、決済代行会社は、利用履歴があるので法的には問題ないとして請求取り下げを認めていません。サイトからの回答は、請求及びメール送信の根拠提示はできないということでした。カード会社もサイトへ書面回答を求めるなど、現在引き続きあっせん中です。


 最近、この相談事例と同じような内容の苦情相談が、センターに数多く寄せられるようになりました。

 出会い系サイトとは、インターネットを通じて見知らぬ男女が電子メールなどでお互いに連絡を取り合えるようにするなど「出会いの場」を提供するサイトですが、このサイトを利用するためには携帯電話会社への通信料が必要です。また、多くの場合、登録は無料ですが、掲示板を見たりメールのやり取りはポイント数が決まっており、それに応じて利用料金をコンビニ決済、電子マネー、カード決済、銀行振込などでサイト運営業者に支払うことになります。問題解決を難しくしているのは、悪質なサイト運営業者のカード決済を可能にしている「決済代行業者」の存在があります。悪質なサイト運営業者と「決済代行業者」が共謀していると思われるケースもありますが、なかなか立証することは困難です。

 今回の事例以外にも、無料の懸賞サイト、占いサイトなどにアクセスしたら、複数の出会い系サイトにも同時に登録され、不当な料金を請求されたという苦情相談も寄せられています。

 出会い系サイトは、料金トラブル以外にも様々な犯罪に悪用されるケースもあります。利用料金だけを目的として、出会えない「出会い系サイト」、出会い系サイトでさくらなどの悪質な行為も見受けられます。こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、「無料」サイトだからといって安易にアクセスして、不用意に氏名、住所、勤務先などの個人情報を入力しないようにしてください。

 もし出会い系サイトから請求があっても、請求の根拠がなければ支払う必要はありません。「年齢認証をした」「何度か料金を支払った」だけでは請求の根拠となりません。一旦支払うと、返金は困難なうえ、さらに別の業者から次々と別の名目で請求を受け、被害がさらに拡大する恐れがありますので、不当な請求を受けたら早めに相談してください。

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