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相談事例集 |
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■相談事例232： 子どものネットトラブル ～ゲームでの高額利用や誤登録～
〇小学生の息子が、家族で共有しているタブレットを使って、オンラインゲーム（以下、ゲーム）で２０万円も勝手に課金していたことが分かった。母親がタブレットに登録していたクレジットカード（以下、カード）を使って課金していたようだ。３日前、携帯電話料金の請求メールが届き発覚した。どのようにしたらよいか。（３０代、男性）
〇昨日、中学生の娘が私のスマホを使っていて、誤ってアダルトサイトにアクセスしてしまい、登録完了となったようだ。娘が慌ててサイトに連絡すると、「既に会員登録されている。退会には３０万円必要だ。請求書を送る」と言われた。どうすればよいか。（４０代、女性） |
●全国の消費生活センターなどに寄せられる小中高生の相談では、インターネット（以下、ネット）に関連する相談が多く見られます。
●相談事例では▽保護者に内緒でゲームでの高額な課金をしていた▽アダルトサイトで突然「登録完了」の画面が表示され、退会費用を請求された▽１回だけのつもりで健康食品や化粧品を注文したが、定期購入が条件となっており、２回目以降が高額で支払えない―などのトラブルがあります。
●子どもがトラブルに遭わないよう、次の点に注意しましょう。
①日頃から家族でネット利用に当たってのルールを話し合っておく。
②子どもにカードを使うことはお金を支払うことと同じであることを理解させる。
③子どもがネット上のサービスを利用する前に、保護者が一緒に契約内容をしっかり確認する。
④必要な範囲で、子どもの利用に制限をかけることができるよう事業者が設けているペアレンタルコントロールやフィルタリング機能を活用する。
⑤スマホ、タブレット端末、ゲーム機のカード情報の登録状況や利用限度額、キャリア決済の設定状況を確認し、暗証番号の管理を徹底する。 |
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