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相談事例集 |
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■相談事例292: 2時間後に電話が止まる?!不審な電話に注意!
自宅の固定電話に国の行政機関を名乗る着信があり、自動音声で「電話が2時間後に通信できなくなります。詳しいことをお聞きになりたい方は1番を押してください」とガイダンスが流れたため、1番を押すと、オペレーターにつながった。オペレーターに問われるまま、氏名と生年月日を伝えたところ、一方的に電話を切られた。個人情報を伝えたので、悪用されないか心配だ。(60代男性) |

国の行政機関や電話会社などをかたり、自動音声ガイダンスやショートメッセージサービス(SMS)を使って、個人情報を聞き出そうとする不審な電話に関する相談が多く寄せられています。このような電話は、個人情報の取得や、金銭をだまし取ることが目的の詐欺電話と考えられます。行政機関や電話会社から、電話を停止することに関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にありません。 トラブルに遭わないため次の点に注意しましょう。 @非通知や心当たりのない番号からの着信には出ない。着信履歴があっても折り返しの電話はしない。 A電話に出て、自動音声のガイダンスが流れるなど怪しいと思ったら、すぐに電話を切り、絶対に個人情報は伝えないようにする。行政機関や事業者からの電話で不明な点がある場合は、公式の連絡先に問い合わせるか、公式ホームページで確認しましょう。 B着信番号が「+」から始まる国際電話からかかってきたという事例も増えてきています。国際電話の場合は、かけ直しをすると海外への通話料金が適用され、高額になる可能性があるため、絶対に折り返さないようにしましょう。 C固定電話は留守番機能付き電話機や迷惑電話防止機能付き電話機を利用することなども対策の一つです。また、国際電話をブロックしたい場合は、国際電話不取扱受付センター(電0120・210・364)に利用休止申請を行うことができますので、ご検討ください。 |
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