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相談事例集
 

相談事例189: スプレー缶の事故〜爆発火災も、扱い方確認を〜


@スプレー缶を使用後、たばこを吸うためにライターに着火したところ、周辺を焼損し、手足などに火傷を負った。(50代、男性)
A自動車の荷物スペースに置いていたスプレー缶が破裂し、車の天井が破損した。(30代、女性)


●殺虫剤、化粧品、医薬品、塗料、消臭・芳香剤などのスプレー缶製品は、日常生活の様々なところで、身近に利用されています。とくに、夏場は日常生活やスポーツ・レジャー等で、使用する機会が多くなります。これにともない全国各地で、スプレー缶製品の大規模な爆発火災が大きく報道されるなどの事故が後を絶ちません。スプレー缶の正しい取り扱い方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。
●事例@は、室内に滞留していたスプレー缶の可燃性ガスに引火したものと推定されます。可燃性ガスを含むスプレー缶の使用時や使用後は十分に換気を行いましょう。また、可燃性ガスを含むスプレー缶を火気のある場所の近くで使用すると、ガスに引火して危険です。火気のある場所の近くでは使用しないでください。
●事例Aは、車内で直射日光が当たるなどして缶が高温となり、上昇した内圧に耐えられなくなって破裂したものと推定されます。夏期は、車内の温度も非常に高くなり、車内にスプレー缶を放置するのは非常に危険です。直射日光が当たる場所や高温になる場所に置かないでください。
●スプレー缶製品を廃棄する際は、屋外の風通しのよい場所で、ガス抜きキャップやスプレーボタンを使って中身を出し切ってください。廃棄方法については、自治体により取り扱いが違いますので、お住まいの市町の指示に従ってください。
●もし事故が起きたら、製品や現場の写真を撮るなど状況を詳しく記録し、販売店やメーカーに伝えましょう。また、消費生活センターなどの相談窓口に連絡してください。

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